道とか別にどこにでもあんじゃん?

Twitterの垢ロックに腹が立ったのは自分でも下らないな、と思う。はじめての経験に途方もなく怒ってしまった。金も稼げないようなアプリにのめり込んでたのは私にあっていたからだと思う。長期的な努力をしてこなかった私には、自分の考えをアピールしてすぐに反応が貰えるTwitterが好きだった。短期間で評価をたくさん貰える手軽さにはまった。アプリを開けばすぐに書き込める。身内ネタはいいねがもらえて当たり前だからあんまり好きじゃなかった。短文を人に読んでもらう練習にもなった。自分の考えを簡潔に私なりにかけるようになったのは紛れもなくTwitterのお陰だと思う。

 怒っていたけど少し考えた。これは長期的な努力に移行するための出来事なんじゃないかと思った。手軽さの中で、私のことを好きだと言ってくれる人を作れた。文章だけで。これからはレスポンスがすぐには現れない中で、私を好きになってもらう努力が必要なのかもしれない。Twitterでの私は最強に近づいた。これからはそれ以外のフィールドで最強になる練習が必要なのかもしれない。私は充分Twitterで満足した。私が拡げられる範囲内でかなり満足した。だからもう潮時なのかもしれない。

 Twitterを辞めたら、色んな人の考えを理解する機会が減るかもしれない。それは読書で補いたいと思う。今まで短文で読んできた他人を、これからは長文で理解し吸収する練習が必要なのだ。私を拡げるため、私が、私で売れるために必要なのだ。死ねと書いただけ制限されるなんて下らない。私は私が書きたいことを書きたいときに書いてやる。